ちょっとさかのぼりますが。3月下旬、最盛期を迎えた杉苗植え作業のお手伝いをしてきました。
再生可能エネルギーの観点から、森林に興味をもち3月議会でも一般質問させていただきました。
現在三瀬地区の森林整備は間伐がメインですが皆伐再造林に徐々にシフトしていく予定とのこと。
新たに植える杉の苗がどのような作業で作られているのか体験しました。
昨年までは日当たりのよい土地に直に苗を植えておりましたが、今年からはポット?のようなものに入れてある程度の大きさまで育てるようです。これがお盆に穴が開いている感じのポット。
1つのお盆のようなものに40個の苗を植える穴があいてます。
機械を使ってまずサラッと土を詰めます。この機会は土を詰めるためだけの機械。専用機です。
土も土と肥料と水を適度にブレンドしたもの。長年の経験や技術が詰まっておる感じ。
これが杉の苗。今は花粉の少ないものもあるようです。
この苗をポットに一個一個入れていきます。絶妙な硬さにキュッと詰めて土を足し、根っこが出ないようにピンセットを使って押し込みます。
このあと適宜ポットを水に浸し、ちょっと離れた日当たりのいい山に運搬。
半日でしたが、筋肉痛に…。
間伐主体から皆伐主体に移行していくと再造林する山が増えていくことになります。
苗の出荷もここ数年は増加しているとのこと。
質のいい苗づくりが一定の数量、今以上に必要になってくるのでは。
まだまだ勉強や経験が不足していますが、今後も森林についての取り組みには注目していきたいです。