3月9日、鶴岡市主催、若手農業者団体「F.A.I.N」が共催する研修会に参加しました。

農業者による取組の事例、企業による農業の形、スマートビジネスの推進等の発表の他、全農の課長による米のを取り巻く情勢、農水省水田農業対策室長による今後の政策の説明もあり多様で多彩な講師陣です。

250名ほどの参加者がいたということで、県外からも多く参加していたようです。

若手の農業者がこれだけ集まるのをみると頼もしく感じます。

特に米を取り巻く状況では今後の需要減に言及され、米価の維持については需給バランスが影響しており、在庫が減れば価格は上がる状況で、必要分だけ作るということが重要とのこと。輸出等を含めた需要増の対策にも触れておりました。

また、俗にいう「水田5年水張り問題」にも言及し、「即時ではない(4年後)」点と「畑地化に補助事業をつけている。」点で誤解が多いとのお話でした。とはいえ、農地の状況は多岐にわたりケースにより課題が単純ではない可能性があります。引き続き丁寧な説明と農業者目線での対応をお願いしたいところです。

さまざま課題は多いですが、農業は鶴岡の大きな財産です。その農地の多面的な機能を最大限活かすことが鶴岡の魅力アップにつながると考えます。維持、活性化できるよう引き続き勉強を続けてまいります。