8月9日、加藤鮎子内閣府特命担当大臣が鶴岡市入りし、災害現場の確認と対応の協議を行いました。
被害は酒田市や戸沢村と比べ、小さいですが各地土砂崩れなど発生しています。激甚災害指定により、国からの手厚い支援で対応が可能になってきます。
応急処置はしてありますが、復旧はこれからです。地元の皆様より状況説明いただきました。
鶴岡市においては直接的な被害は少なかったものの、発災直後から旅館等のキャンセルが相次ぎ、県内全体では15000名以上出ているとのこと。
湯野浜温泉観光協会の皆様と懇談を行い、現状確認と今後の対応について意見交換を行いました。
湯野浜温泉の皆様も直接的なキャンセルはもとより、お盆以降の新たな予約がかなり低調である点も厳しい状況ということでした。直接的に被災した旅館もある中で県全体でどのような支援ができるか考える必要があります。
また、宿泊に加え、海水浴場の入込数もさらに大きな打撃を受けているとのことです。近年海水浴場の運営が、経費増、人員不足等で困難を極める中、この打撃は命取りになりかねません。こちらも併せて支援検討が必要です。
8月12日には台風が山形県直撃するとの予測も出ています。これによるキャンセルも新たに発生しているようで、泣きっ面に蜂でありますが、命を守ることを第一に生活、生業をしっかり支援していくよう求めてまいります。