7月22日、八乎止女神社の例大祭に参加しました。
蜂子皇子を導いたとされる海に現れた8人の乙女、八乙女伝説の現場といわれている神社です。
かなり珍しい(はず)、船でしかたどり着けない神社です。
神社総代や関係者のみなさんと一緒に船に乗り込み近くまでいってお社を見にいってまいりました。
途中三瀬の海水浴場を海側から遊覧。おなじみの海水浴場ですが、逆サイドからはなかなかみれない光景です。
何年か前までは小舟で上陸しご祈祷をしておりましたが、2019年6月の山形県沖地震の影響もあり、落石で現在は上陸できない状況です。結構な岩が散乱しております。
見づらいですが写真の右のほうに小さいお社が確認できます。落石は免れているようです。皆さん船の上から参拝します。
本格的なご祈祷は陸に戻ってから改めて執り行われました。初めて船で参拝しましたが、非日常感もあり、ちょっとしたアトラクション。楽しい時間を過ごしました。社の維持など課題は多いですが、末永く続くことを祈念するとともに伝説を含め文化財としての価値も次の世代へ引き継く必要があると感じました。
通常は「やおとめ」「八乙女」と書くんですが、「八乎止女」が神社の正式名称のようです。なぜこのような記載になったかは諸説あるようですが、割と近年発見された古文書に 「八乎止女 」と記載があったようです。