4月13日、鶴岡市堅苔沢旧雷屋の代執行終了宣言が行われました。

昨年3月30日に代執行宣言されてから約1年、ようやく完全に除却終了となります。まずは事故や不具合などもなく工事が終わったことを喜びたいと思います。

完全に同じ位置からの写真ではないですが、きれいになくなりました。

昭和48年に建築されてから約48年、平成19年に経営者が失踪してから約14年。一時期は堅苔沢地区はもちろんのこと豊浦地区全体ににぎわいや雇用を生み出してきたホテルが全く姿をけしました。近年は鉄筋コンクリートの建物の一部が近隣の家に飛んできて破損するなど地域の最大の課題となっておりました。

工事費用は約1億8000万円。5600万円国からの支援となっております。

大きな課題解決のために日頃から尽力した堅苔沢の皆さん、小堅地区のみなさんの努力に頭が下がる思いです。また、代執行による除却を決めた市当局、除却費用の支援を決めた国の関係者の皆様に感謝申し上げます。

なお建物がなくなり土砂崩れなどが心配されます。写真わかりづらいですが、ところどころにセンサーを埋め込み、国交省国道管理事務所で斜面の動きなどを24時間観察しているそうです。

真ん中の白くて四角いのがセンサーだそうです。

引き続き安全・安心に地元の皆さんが暮らすことができるよう微力ながら協力していきたいです。