ちょっと時間たちましたが、8月23日、第3回鶴岡の医療を守る市民研究会に参加いたしました。

□宮原病院からみやはらクリニックの転換で目指すこと みやはらクリニック 院長 長島早苗氏
□鶴岡市の医療と荘内病院-現状と課題- 鶴岡市立荘内病院 院長 鈴木聡氏

二つの講演を聞き、クリニックと病院の違いとそれぞれの役割、ご近所かかりつけ医の重要性を理解しました。
また、よく「かかりつけ医に日本海病院を紹介される。近い荘内病院がいいのに!」といわれることがありますが、
それぞれの病院では細かく分かれた専門で得意分野があり、お互い連携しながら荘内の医療がされていることもわかりました。
酒田から逆に荘内病院にくる分野もあるということです。

こちらは長島先生の提言(一部分)

こちらが鈴木先生のまとめの部分

荘内病院の経営状況も細かく報告いただきました。順を追って確認しないとわかりづらいですが、
実質収支は黒字7300万円となります。

医師不足等大きな課題は山積ですが、庄内、鶴岡の医療の体制がどうあるべきか俯瞰で考える必要がありそうです。
また、こうした状況がちょっとでも見えると医療に対する見方も変わってきます。
不満、疑問を持つ人ほど、ぜひ講座に参加いただければと思います!

ちょっと直前の告知となりますが…。第4回目の内容です。
関心の高いコロナ対応や、全国的にも成功といわれる日本海ヘルスケアネットについての講演があります。

第4回鶴岡の医療を守る市民研究会講座
日時:令和2年9月23日(金)18:30~20:30(18:00受付開始)
会場:鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)レクチャーホール
   鶴岡市覚岸寺字水上246-2(丸い建物です。)
内容:瀬戸際に立つ鶴岡地区地域医療体制を考える
□「新型コロナウイルス感染症から医療崩壊、介護崩壊を防ぐ~地域の感染防御力を高める」
庄内保健所 所長 蘆野吉和氏 (オンライン出演)
□鶴岡における子育てと小児医療の現状を考える 産婦人科・小児科 三井病院 副院長 三井直弥氏
□日本海ヘルスケアネットの状況について 一般社団法人病院トップマネジメント研究会 理事 佐藤俊男氏
参加費:200円
※事前申し込み必要・会場100名限定
申込メール:tsurumamo@gmail.com
★オンライン参加(ZOOM)を希望されるかたは以下のサイトからお申し込みください。
 → https://peatix.com/event/1617788/view