新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
また、1月1日の発生した能登半島地震において命を落とされた方にご冥福をお祈りいたすとともに、今なお避難生活を強いられている皆様にお見舞いを申し上げます。救助や支援を行う皆様に敬意を表すとともに一日も早い復興を祈念いたします。
さて、この度の地震では私が住みます鶴岡市三瀬地区でも激しい揺れと40年ぶりともいわれる津波警報が発令されました。
私は発災時自宅にいたため、揺れが収まるとすぐ地域のコミュニティセンターに向かい地域の災害対策本部の立ち上げ避難場所との情報交換・収集、行政との連絡等の業務を行い、引き続き避難所の運営のお手伝いに従事しました。
震度4、テレビでの津波の予測、山形県では40cmという状況でありましたが、一時避難としては600名余り、豊浦中学校避難所には300名を超える方々が避難したということでは日頃の地域での避難訓練の成果がでて多くの住民に避難いただけたものを思います。ただ、課題は多く残ります。
1月12日、鶴岡市自治振興会連絡協議会主催で沿岸5自治組織の地震避難意見交換会が実施されました。各地域の特性に合わせて避難行動をとっており、改めて鶴岡市沿岸部の地域コミュニティの強固さに感銘を受けました。
反省としては…□一次避難場所が屋外の場合や屋内でも暖房設備がない。照明もトイレもない。□食料の備蓄がない。□二次避難場所設置の判断 □車での避難による渋滞 □公共施設の開放 □道路封鎖による影響 …等でております。
この度の地震における山形県沿岸の被害は人的・物的被害もおかげさまでほとんどない状況ですが、停電、断水、建物被害等が組み合わさると避難の状況も大きく変わります。現場での意見を取り入れながら国・県・市それぞれ対応を提言してまいりたいと思います。
令和6年波乱含みのスタートとなり、個人的にも1月1日ネコに噛まれる、1月2日車をぶつける等の波乱もありましたが、1年元気に頑張りたいと思います!引き続きの皆様からのご指導、よろしくお願いいたします!